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名誉院長 後藤脩

略歴
1945年生まれ
弱電専攻
通信事業勤務
1971年(昭和46年) 神奈川歯科大学卒
医療法人相生会渋谷病院勤務
昭和53年 後藤歯科医院開業
日本大学兼任講師

所属学会
日本咀嚼学会

協力型臨床研修施設
神奈川歯科大学付属病院
東京歯科大学水道橋病院
日本大学歯学部付属病院

趣味
アマチュア無線
JA1KPM


                〈茅歯公論より転載〉
 ~名誉院長からのメッセージ~
78.《何が起きるか?関節基準》
 前回の、関節を軸に歯をつくると、通常物を噛むときは下の顎が回転運動しないので意味が無い。調べると、1-2ミリ前で噛んでいるので、この考えはオカシイという反論が有りそうです。私も昔は、そう思っていました。
 しかし、機能咬合器を使い今まで記載したような方法で歯を作るには下顎の模型付着の基準点が無いと正確に作ることが出来ません。そこで関節の軸を利用するわけです。
 睡眠時や食事の時にも下の顎は、限界運動の回転軸に行くようです。昔、咀嚼時に下の顎は回転軸に到達するという論文を見たことが有ります。
 中には上の顎に対して下の顎が小さい人は、関節を基準に歯をつくると上下顎の歯が噛みあいません。どうするのか?という疑問が生まれます。これらの症例は非常にまれですが存在します。その時は噛み合わせる位置は顎を少し前に出した位置、(ロングセントリック)また、左右的にかみ合わない場合は、左右に噛む面を広げた(ワイドセントリック)という考え方で解決します。
スポーツで下の顎が小さい人で、強い選手を見たことがありません、やはり顎関節を基準に歯を作らないと力が入らないと思います。(多くの測定結果からも立証できます)
 特に総入れ歯は関節の回転軸に合わせないと上の義歯が途端に落ちるし、下の義歯は踊りだします。そこで接着剤の出番になるわけです。又、多数の顎関節症の患者さんを関節の軸に機能咬合器に付着すると、素人が見ても上の顎と下の顎が恐ろしくズレて、今迄本当にこの位置で噛んでいたのかと、機能咬合器で本格的な咬合治療を開始した当時は何回もオドロキました。CT画像で顎関節の変形も同様です。
 人間の大脳は生まれた時にメモリーはゼロです。そこに生後色々な経験や勉強で知識を詰め込みます。教科書に記載のある平線咬合器の知識が最初に入ると、その後に機能咬合器の話をいくらしても、だれも問題にしないのは当然な出来事です。人間に情報を後から入れる難しさを感じます。ある考えに洗脳された人を後から考えを変更させるのが難しいようなものです。
 前置きが長くなりましたが、今までに原稿でいくつかを書いているのでそれらも参考にされてください。今回は、どのような良いことが起きるのかそれらを簡単に纏めたいと思います。
1.長い間開かなった口が劇的に開くようになり、噛む力が倍くらいなる患者さんも多いです
2.顎関節の痛みが劇的に消失する。
3.顎がガクガクしていたものが消失、関節の音が時には本人が驚くほど無くなります。(長期に顎関節の音がしていた人は関節の変形もあり関節円盤が元に戻る過程で音の消失に時間を要するケースが時々存在する)
4.顎の筋肉の痛みも消失する。
5.多くの肩こり・頭痛がウソのように消失、肩こりは治療直後に肩から荷物を下した感じが すると多くの証言がある。朝起きたときに、頭の後のコリが消失し目覚めがスッキリした。
6.歯ぎしりが消失した。それと同時にいびきがかなり軽減した。食事をするのが楽しくなり左右の噛み癖が無くなった。
7.不定愁訴がなくなった。歌を歌う人は口が開きやすくなり、声を出すのが楽になった。あるプロのボイストレーナーの話しから判明。
 まだ体の変化が有りますが、あまり書くと誤解を受けるのでこのくらいにしたいと思い
ます。機能咬合器を本格的に使用している医院が無いのでエビデンスが無いと言われても仕方がない。
 これらの症状の人は、歯科以外の医科の受診が多いようですし、薬で処置をしているようです。過去にテレビ出演で多くの患者さんの証言からと、友人の脳外科医からの話です。
脳外科を受診して関節の痛みに対する注射は、1-2回はよいかもしれないが、そのうちに薬が効かなくなるケースなどの報告を受けると、やはり、原因と思われる咬合を改善しない限り無理のようです。
 一度正確に顎関節を基準に位置を確定すると、顎の位置が変化することが多いです。補綴の装着後も咬合が安定すると、顎の関節の位置が変化を認める、これを調整するのが腕の見せ所。
 ただしよく理論を理解しないと、ほぼ調整は不可能です。特に、歯を基準に作るとは何か?顎関節を基準に咬合構成の理論武装と臨床経験を積まないと難しいのも事実です。患者さんの十人十色のバリエーションは本当に多いと知らされます。以前にも書きましたが、例えば、臭い部屋に入ると最初臭くてもそのうちに感覚が鈍くなる。一度部屋の匂いを完全に取り除いてから入ると今度は、僅かな匂いも感じます。歯の感覚も全く同様です。一度顎関節を基準に歯を作ると関節の円盤の変化のために起こるわずかな顎の変化も、本人が確認できるようになります。総義歯も天然歯と同じようになります。さらに加齢で背が縮むように、顎もサイズダウンで咬合が変化する、この変化のバターンは殆ど同じである。長期の患者さんの観察と、自分の加齢による2センチほど身長がサイズダウンとともに、咬合の変化を感ずることからも理解出来ます。歯の基準と関節の基準にものすごい違いがあることが理解できます。機能咬合器を使わないと分かりませんでした。
顎関節を基準に機能咬合器を本格的に使い始め、患者さんの症状が劇的に変化すると。今迄見えなかった歯科医療の全く異なる世界が見えてくる。技工士も衛生士も、仕事に対する意識が飛躍的に高くなることを現在も経験しています。
                           2021-9-22
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