入れ歯

こんな入れ歯で困っていませんか?

・硬いものが噛めない ・入れていると痛い ・入れ歯がすぐ外れる
・顎が痛い ・うまく発音できない ・食物が噛み切れない
・いつも入れ歯のことが頭にある人 ・見た目が気になる

このような入れ歯を無理に使い続けると・・・
上の画像のように噛む力が頭蓋骨に伝わらず、歯がある人の頭蓋骨に比べて半分の重さまで骨密度が下がったり、脳が萎縮し認知症等にもつながる可能性があります。

入れ歯が落ちる原因は噛み合わせも大きく関係

小児歯科

入れ歯が外れてしまう大きな原因の1つに噛み合わせが関係しています。
その影響は人工歯が多ければ多い入れ歯ほど大きく現れます。
噛み合わせ治療の項にもありますが、噛み合わせについて簡単にお話します
人間の顎関節は頭蓋骨側の関節窩、下顎側の下顎頭、その間に介在するクッション材のような働きをする関節円板で構成されています。
顎の関節の特徴としては身体の他の関節と異なり、 開ける 閉じるという回転運動、前に出すという滑走運動の2種類の動きが出来ます。

インプラント

本来は顎の関節が安定した回転軸の位置(顎の関節が前方に出ていない場所)で上下の歯がしっかり噛み合ってくれるのが理想的です。
しかし多くの人がその理想的な位置で噛み合うように上下の歯が並んでいてくれる訳ではありません。
噛みあわせがズレるとは・・・ 開閉の位置で噛もうとすると左図のように1本の歯だけが当たってしまい全く噛めません。自前の歯で噛んでいる人の場合は、無意識に顎関節を開閉の安定の位置より前方に出して、出来るだけ多くの歯が噛み合う位置を探します。

ところがこの時に入れ歯の人の場合・・・

予防歯科

顎を前方に出して出来るだけ多くの歯が噛み合う位置を探そうとすると、入れ歯が外れてしまうのです。

口の中に食べ物が入っていれば入れ歯の内側に食べ物が入ってきてしまいますし、会話の途中なら入れ歯が外れて上手く喋れません。
落ちない、外れない入れ歯を作る為には、個々の患者さんの本来の顎の位置関係を調べて作ることが必須となります。


よく噛める入れ歯

矯正歯科

人間の歯の奥歯を観察すると山のように尖った部分、峰のようなところ、谷のようなところがあることが分かると思います。

入れ歯を作る際に使う人工歯にも同様に山や谷があります。しかし、この山や谷はあくまで平均的な形で作られたものです。 入れ歯を口の中に装着して奥歯で食べ物をすり潰そうとしたときに、上の人口歯と下の人口歯の山と谷が綺麗にすれ違ってくれないと、一箇所に力が集中して入れ歯が外れてしまいます。

そこで当医院では入れ歯の人工歯も個々の患者さんの顎の動きにあわせて金属で製作します。患者さんの顎の動きを再現させながら製作することにより歯1本1本の山や谷をその患者さんの顎の動きに合わせた最も効率の良い形に作りかえる事により、抜群の咀嚼効率を得られます。
上の画像は山と谷1つ1つが綺麗にすれ違うかを調べながらWAXで製作しているところです

審美歯科

左下の画像は完成した入れ歯です。噛み合う面が金属なのは目立って嫌だという患者さんには、相談しながら噛み合わせに特に重要な奥歯のみ金属にするなどの対応も行っています。

ノウハウを生かした入れ歯の即日修理

上記に記したような作り方は新規に入れ歯を製作する場合です。しかし、当医院を初めて受診される多くの患者さんは既に入れ歯をお持ちの場合が多いです。

新しい入れ歯を作るまで噛めない日々を過ごすのは非常に苦痛です。当医院では噛める入れ歯、落ちない入れ歯製作のノウハウを生かし、既に使用している入れ歯を応急処置的に落ちない、ある程度噛める状態に即日修理を行っています。