歯内療法科

歯内療法・根管治療とは

一般歯科

歯内療法は、う蝕の進行した歯・歯の根の先の化膿している歯・外傷歯などに行われる治療法です。特に、歯の内部の歯髄組織に細菌の感染や壊死が起ったものや、細菌の感染によって歯の根の先に化膿した病巣を作ったものを対象としています。

また、この治療を行うには一般的な手術と同じく感染予防のため多くの滅菌消毒した器具や、使い捨て器具を使用します。
まず、歯内治療を行う前には健全な歯質がどの位残っているか確かめて徹底的な感染歯質の除去を行います。


一般歯科

滅菌した器具は前日より準備し、当日も歯の内部に唾液が入らないように隔壁を施して準備をします。
治療中は歯の内部の感染歯質を取り除く針の様な器具も乾熱滅菌機を使用し、その場で滅菌したものを使い治療を行います。


一般歯科

歯内治療は、滅菌操作を基本に歯科医師と歯科衛生士がチームを組んで行います。1本の歯を治療するのに、1回の所要時間は約1時間かかり4~5回が必要です。
それが終わって痛みや化膿などの症状が無くなっても定期的にレントゲン撮影をして、経過を見ていく事が大切です。根尖病巣が在る歯はそれで治癒状態がわかります。


一般歯科

歯根先端の病巣(黒いところ)が回復していっているのがわかると思います。


 

当医院ではマイクロスコープと共にレーザー治療と最新のMTA(Mineral Trioxide Aggregate)を取り入れることによっていままで抜かれていた割れている状態の歯もかなりの高確率で残すことが可能になりました。


また、マイクロスコープ導入により、初期の齲蝕、歯の破折、分かりづらい根管等の確認ができます。
最大20倍まで拡大可能。今まで見えていなかったミクロの世界が見えます。